未来は僕らの手の中、卒業前に読みたい本
最後の読み聞かせのときに読んじゃうようなメッセージの込められた絵本のご紹介です。小学校が終わると思うとついつい何かを伝えたくなっちゃうんです。うっとうしいとか思われてないかな、とか考えつつ。6年生にもなると、意図も見透かされたりしますからね。でも、読んじゃう。そんな絵本を紹介します。 卒業前に読みたいということで対象を6年生にしてますが、もっと全然前に読んでもいいと思います。
かべのむこうになにがある
- 対象:6年生
- 読了時間:4分9秒
壁の中で暮らしている動物たち。そこにあるのが当たり前で誰も壁の向こうに何があるのか知りません。ある日ネズミが壁の向こうを見てきます。戻ってみるとそこに壁はなかったのです。というお話です。壁という固定観念や常識にとらわれず、勇気を持って新しい世界を進んでいこうみたいなメッセージが込められてます。お説教みたいに思われないかな、とも思うんですが個人的に好きなんですよね…。
たいせつなこと
- 対象:6年生
- 読了時間:3分7秒
ものにはいろんな見かたがあるけど、それぞれのものがいちばん大事なものがある。ではあなたにとっていちばん大切なものは?読んだ後にいい話だなー、と思っちゃう本でした。自分だけの大切なものを持って欲しいなぁ、なんて思いを込めつつ読んじゃいます。
ぼちぼちいこか
- 対象:6年生
- 読了時間:1分34秒
自分は何になれるだろう?何をやってもうまくいかない。どうしたらいいだろう?でも、ひと休みしてぼちぼちいこか〜、という本です。そんなに気張らなくてもぼちぼちやってこうよ、とたしなめてくれるような本でした。短い本ですが、のんびり自分のペースでやってこうよ、なんて思っちゃいます。
まとめ
これらだけじゃなくて、いろんなメッセージが込められたいろんな絵本があります。メッセージを込めて読み聞かせをするって、自己満足なんですが伝えずにはいられないですよね。未来は君たちの手の中、なんて歳を取って思うようになりました。こういう卒業にふさわしい様な本はシーズンが近づくと軒並み貸出中になります。ご注意を!